jar 「不快な感じを与える」擬音語らしい。jerky (ガタガタ動く)という形容詞がありますが、それと関係があるのかもしれません。etymologyを調べてみたら、jargon (ちんぷんかんぷん)とも繋がりがあるようです。ポットの jar (本来オリーブオイルをいれる器だったようです) とは語源は異なります。to shake or move someone or something unpleasantly or violentlyとCambridgeにはありました。shakeなんて説明されると器とも関連がありそうですが……。The sudden movement jarred his injured ribs. (急な動きが、傷つけた彼の肋骨にさわった)(Cambridge) I was always a little jarred whenever I heard the American pronunciations of these words. (これらのアメリカ人の発音を聞く度にちょっと不快な感じをいつも抱いた) Cambridgeの解釈だと、人にも使えそうですが、人が人に不快感を与えるというような場合には使われないようです。したがって、He jars me.とは言わないとのこと。The loud music jars on my nerves. (そのけたたましい音楽は神経に障る)(レクシス) ここはgets on my nervesといっても同じでしょう。get on one’s nervesについてずっと昔に訊ねたことがあります。なぜonを使うのか、と。そのときのALTは、ガムが髪の毛にくっついてイライラするからだ、といったのを思い出しました。ともあれ、このように物事が主語になるのが普通なのでしょう。なんとなくですが、町へ出かけたりするとコロナ禍のせいで人々が以前よりも苛立っているように感じることが多くなったような気がします。