hindsight 「あと知恵」後から(hind)の洞察(sight)ということ。後になって起こったことを振り返ることです。「ハインサイト」といった感じで発音され[d]音はほとんど聞こえません。Cambridgeにはthe ability to understand an event or situation only after it has happenedとあります。何か起こった直後に状況を理解する能力といったかんじです。In hindsight, it would have been better to wait. (振り返って考えてみると、あのとき待っていた方がよかった) It’s easy to criticize with the benefit of hindsight. (後から批判するのは簡単だ) このようにwith the benefit of hindsightで「今となっては」といったニュアンスで使われます。With the benefit of hindsight, one of the reasons why the largest opposition party was defeated in the election was an electoral alliance with the Communist Party. (結果論だが、野党第一頭が敗北した一つの要因は共産党との共闘だった) 選挙はいらない。最近そう思うようになりました。ネット社会になったのだから、国民がもっとも希望している具体的な項目を国が実行すればいいだけのことだ、と。江戸時代の目安箱のコーナーをWebsiteに作って、今どんなことを国にしてほしいのかネットで国民は要求し、それを政党でも議員でもなく、関係する部署なり機関なりが迅速に直接動いて解決していくというので十分ではないでしょうか。厚生省や審議会が直接コロナ対策に関わっているように、議員や政党はなしにして、関係する部署が仕事をするというだけでいいと思うのです。それこそまさに主権在民ではないでしょうか。なにもわざわざ選挙などにお金を使ったり、政党に助成金を出したりせずに、そんなお金がわいろ同然に使われている一方で、たとえば高額なのでPCR検査もできずワクチンもうず、日本語もままらならい外国人技能実習生たちが苦しんでいる。そんな大変な状況にある人々を救うために使われるべきだと思うのですが。But in hindsight, it might have been one of the best strategies for the government party. (後で思えば、ひょっとするとそれは与党にとって最善の策だったのかもしれない) 反意語はforesight(先見の明) です。