bemoan 「嘆く」「哀しむ」be-は他動詞をつくる接頭辞だそうです。ですから構造的にはbe+moanということになります。moanも「嘆く」といった意味ですが、普通自動詞で使われるので目的語を取る場合はaboutなどの前置詞を伴います。一方bemoanの方は他動詞ですから、前置詞は不要になります。The environmentalists are bemoaning the pollution of the sea. (環境保護論者たちは海洋汚染を嘆いている) He bemoans his situation. (彼は自分の置かれた境遇を嘆き悲しんでいる) Researchers at universities are always bemoaning their lack of funds.(大学の研究者たちは予算が足りないといつも嘆いている) なお、同意語の deploreは接頭辞のde-からも推測されるように、価値のあるものや人が去っていく、つまり「死」を嘆くといった場合に使われるようです。The class deplored the death of their teacher. (クラスの生徒たちは教師の死を嘆いた)