grace period 「猶予期間」graceは慈悲という意味ですが、慈悲を持って二三日待ってやるといった意味でgraceが使われるんだそうです。どことなくキリスト教的なものを感じますが、一年とか二年とか百年とか長い期間を指すことはないそうです。Cambridgeにはextra time you are given to pay money you owe without losing something or paying an additional amountとあります。まさしく「利子や延滞料のかからない猶予期間」の意味に相当します。「四日間の猶予期間」というのであれば、a four‐day grace periodのようにハイフンでつないで形容詞化するのが普通のようですが、たとえばa 30 day grace periodのように数字 (二桁以上) の場合にはハイフンは使わないようです。 You have a ten-day grace period in which to pay your insurance premium. (保険料の支払いまで十日間の猶予期間があります)(Cambridge) There is a one-week grace period, but then you have to pay a penalty. (1週間の猶予期間があるが、その後は罰金を支払わなければならない)(アルク) 日本に銀行を作ったのは渋沢栄一なんだそうですが、高利貸しと同じようなことを銀行がやっていては渋沢栄一も悲しむでしょう。私利を追わず公益を図る、というのが渋沢栄一の精神だったそうですから。