macabre 「不気味な」「身の毛のよだつような」アブラハムがサラを葬るために墓地を求めるくだり(創世記23章、4節)に出てくるらしいので、「死」とか「埋葬」に関連ありそうです。"Here I am a stranger and a foreigner among you. Please sell me a piece of land so I can give my wife a proper burial."(Genesis 23:4) ヘブライ語でどう記載されているのか分かりませんので、りとりあえず英語版を載せておきます。この語はスペリングもそうですが、発音も「マカーブラ」といった感じで、ちょっと英語っぽくありません。「カー」の部分にアクセントがきます。used to describe something that is very strange and unpleasant because it is connected with death or violenceとCambridgeにはありますから、「死」や「暴力」と関係がある語だとわかります。Some people have referred to your work as macabre. (あなたの作品を気味悪いという人もいます)  Many people were horrified at the macabre nature of the killings. (おぞましい殺害の模様を知って多くの人々はぞっとした)  ところで、ジョージ・フロイドさんを殺害した元白人警官のデレク・ショーヴィン被告に有罪評決が下されました。公務執行中の死に関して罪を問われることが難しいのはアメリカに限ったことではありませんが、自由と正義とデモクラシーを看板にしているアメリカでの有罪判決にはやはり重みがあります。しかし、その一方でアジア系アメリカ人(あるいは住民)に対するヘイトクライムが後を絶ちません。高齢者に火をつける。いきなりハンマーで殴りつける。常軌を逸っしたヘイトクライムの映像を目にして、ジェイムス・ディーンの『ジャイアンツ』という古い映画をふと思い出しました。あの映画での精神はまだ生き続けていると信じたいですが……。