not so much ~ as ... 「~というよりはむしろ... 」どちらかといえば文語でしょう。口語ではrather thanを用いるのが普通だと思われます。She is not much of a writer. (彼女は大した作家ではない)といった文章から考えればいいと思います。このmuch(たい…

nearに 「~に近づく」という動詞の意味があります。The first train journey from Beijing to Tibet is nearing its destination. (北京からチベットへの初めての列車の旅が、目的地に近づいている) という記事がCNNにありました。ところで、near はもとも…

mind bender 「人の考えをかえてしまうものやひと」「びっくりさせるもの」文字通り、考え(mind)が曲がるというわけで、ノーマルな状態ではなくなるといったニュアンスです。a person or thing that radically and suddenly affects one's thinking, percept…

度量の「度」はものさしを使ってはかるという意味だそうです。一方「量」は象形文字で、「穀物を入れる袋の上にじょうごをつけた」象形から「はかる」を意味するようになったそうです。そこで器が大きいという意味で「度量」が使われるようになったのでしょ…

It happens. 「そういうこともあるさ」Let bygones be bygones(過ぎたことは忘れよう)に近いニュアンスだそうです。落ち込んでいる相手をなぐさめるときの表現。このItは「そのような悪いこと、悲しいこと」を指していると考えればいいでしょう。個人的に…

keep abreast with [of]~ 「~に遅れずについていく」 abreastは「横に並んで」という副詞。a+breastですから、ひょっとすると胸を並べて歩くといった意味から「横に並んで」となったのかもしれません。前置詞withはcatch up withやkeep up withのwithと捉え…

in demand 「需要のある」needed or wanted by many peopleとWebsterにはありました。多くの人々に欲しがられている、必要とされているといった感じです。つまりは、需要があるということですが、人の場合は人気があるともいえます。These kinds of books ar…

flick A off B 「BのAを払い落とす」flickは「鞭などで軽く打つ」ことですが、そのすばやい動きから「はじき飛ばす」とか「払いのける」の意味に発展したと思われます。offは「分離」でしょう。wipe A off B(BのAを拭く) などと同じ形です。Someone flic…

One last time「最後にもう一度」-Please listen to the story one last time.などのように「最後にもう一度」というときに使われたりします。 Something that has been done before, getting done again one more final time.とCambridgeにはありました。fi…

Protesters have taken to the streets, demanding that governors lift stay-at-home orders and other restrictions. (抗議者たちは知事たちに外出禁止令やその他の規制を解除するように求めて街頭デモを繰り広げている) これは昨年4月、アメリカでコロナ…

loose ends 「未処理事項」ロープの端を切ってそのままにしておくと、切断部分がほどけてばらばらになります。この成句は、そのような状態から生まれた表現だそうです。Cambridgeにはthings that still need to be done or explainedとあります。(to be) exp…

let up 「(風・雨などが)止む」「仕事の手を休める」CambridgeにはIf bad weather or an unpleasant situation lets up, it stops or improvesとありました。不快なことが止む、あるいはそのようなことが改善されるといったかんじでしょうか。When the rai…

上智大学の問題にこういうのがありました。A: What’s that? と問われてBはどう答えるかという問題です。 B: ① That mine ② That is his car ③ That’s his sister ④ That’s his sister’s 答えは③のThat’s his sisterですが、「あれは?」と指さしたものを答え…

jar 「不快な感じを与える」擬音語らしい。jerky (ガタガタ動く)という形容詞がありますが、それと関係があるのかもしれません。etymologyを調べてみたら、jargon (ちんぷんかんぷん)とも繋がりがあるようです。ポットの jar (本来オリーブオイルをいれる器…

hindsight 「あと知恵」後から(hind)の洞察(sight)ということ。後になって起こったことを振り返ることです。「ハインサイト」といった感じで発音され[d]音はほとんど聞こえません。Cambridgeにはthe ability to understand an event or situation only after…

leave nothing to be desired 「申し分ない」望まれるものが何も残されていないということから、申し分ない、といった意味になります。perfectとかexcellentとかimpeccableなんかで簡単にいえるわけですから、もってまわった言い方ということになるでしょう…

in some respects「いくつかの点で」動詞のrespectは「振り返って(re)見る(spect)」から「関心をもつ」「大切にする」という意味に発展したもの。したがって、その名詞形のrespectは「関心を持つ点」を意味します。前置詞inは「範囲」「分野」でしょう。in m…

Have it your (own) way. 「どうぞお好きなように」CollinsにはIf you say have it your way or have it your own way, you are telling someone in an annoyed way that you will agree with or accept their suggestion even though you do not think they…

from the comfort of one's own homeは「自宅にいながらにして」といった意味合いで使われる表現ですが、直訳すると「自宅の快適さから」となります。自宅からというのであればfrom one’s home [house] でよさそうですが、なぜcomfortをつけるのかちょっと気…

divine という言葉はetymology dictionaryによると14世紀ごろから使われるようになったとあります。神を表すdeus(デウス)と関係があることはいうまでもないことですが、14世紀頃から使われるようになったというのは驚きでした。あまりに遅すぎやしないかと思…

follow in one’s footstepsというと「同じ道を歩む」とか「後を継ぐ」といった意味で使われます。Collinsにはto follow someone's example, vocation, etc.; be or try to be like some predecessorとあり、先任者あるいは前任者のようになろうというのがこ…

「~の趣味がいい」というときのhave good taste in ~についてALTに訊ねてみました。というのも、have a good taste inという言い方もたまに見かけるからです。ALTによると普通は無冠詞で使うということでしたが、不定冠詞を伴うこともあるとのこと。フレイ…

grace period 「猶予期間」graceは慈悲という意味ですが、慈悲を持って二三日待ってやるといった意味でgraceが使われるんだそうです。どことなくキリスト教的なものを感じますが、一年とか二年とか百年とか長い期間を指すことはないそうです。Cambridgeにはe…

fabulous 「物語に出てくるような」「すばらしい」fable(おとぎ話)が語源です。形容詞語尾のousをつけてfableous→fabulousとなったもの。ですから、おとぎ話のような、というのが原義。marvelous, incredibleなどと同意語。簡単に言えばvery good,とか excel…

feel pity for~ 「~を哀れに思う」pityはa feeling of sadness or sympathy for someone else's unhappiness or difficult situationとCambridgeには出ています。不幸なことや大変なことに遭遇したひとに同情するといったところでしょうか。困っている者、…

drive up 「価格などを押し上げる」値段や温度など数字で表現できるものを押し上げるという場合に用いられているようです。driveは「後ろから押す」とか「追い立てる」「駆り立てる」が原義。それにupがついて、どんどん押し上げると言ったかんじでしょうか…

baffle 「困惑させる」「まごつかせる」Cambridgeにはto cause someone to be completely unable to understand or explain somethingとあります。まったく分からない、お手上げだ、といったかんじでしょうか。語源的にはbafは不快感を抱かせる音なんだそう…

earmark for 「特定の目的のために取っておく」earmarkは羊など動物の耳(ear)に押す所有者の印(mark)の意味ですが、そこから羊が税金になって、税金に印しをつける、つまり税金を特定の目的に使う、さらに踏み込んで、ある政治家が自分の権限を利用して特定…

day after day : one day after another dayが短くなったもののようです。「毎日、毎日」「来る日も来る日も」「連日」などの意味で使われます。同じことが毎日繰り返されることを意味しますが、将来もずっと続くという意味合いはないようです。 It went on…

call a spade a spade 「歯に衣着せぬ物言いをする」直訳すると「鋤を鋤と言う」となりますが、起源はローマ帝国時代にまで遡るようです。spade(鋤)であるなら、他の名称を使わずにはっきりspadeと言いなさい、ということから「曖昧な言い方をするな」「婉曲…